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  ★開業歯科医院に奇跡を起こす「経営虎の巻」★
    2005/09/14   第5号

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ついに衆院選挙が終わりました。

前評判通りではありましたが、自民党の圧勝でしたね。


小泉さんは、頑なに「郵政民営化」を掲げておりますが、
私にとっては「どっちでもいいや〜」って感じです。

それよりも、私が関心のあること。
それは、「消★費★税★値★上★げ」

これは、どの党が勝っても起こりえると思っています。

なぜなら、日本の財政状態は、非常に危険な状態だからです。

そこで、今月は、これから歯科医院経営に影響を与えていく
現在の日本の財政を、家計に例えてご説明します。

日本の財政状態を知ることで、今後の経済の動向を見抜く力を
養ってください。



------【目次】----------------------------------------------------------

 ・【日本の経済は火の車!!】
 ・【最近感動した言葉】
 ・【歯科医院経営にお奨めの書籍】
 ・【野間歯科クリニック経営奮闘記】
 ・ 現在執筆中の書籍

 ※「忙しくて読む時間がない!!」という先生は、「★」印の付近だけ読めば
   大筋が理解できるように構成してあります。ご活用ください。

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------【日本の経済は火の車!!】--------------------------------------------


先生は、現在、日本の経済がどのようになっているかご存知でしょうか?


ニュースなどで税収は○○兆円、国債は○○兆円、とありますが、
いまいち金額が大きすぎてピンとこないですよね。

私も実際、このような大金で言われても、イメージが湧きません(笑)。

そこで、現在の日本の状態を家計にたとえてみましょう。

日本をひとつの家族、「日本家」と位置づけ、
単位を1千万円で1円、つまり1千万分の1にすれば、
非常にわかりやすくなります。


それでは、日本家の家計を見ていきましょう。




◆「日本家の収入は?」


それでは、まず、日本家の年収はいったいいくらでしょうか?
日本家の給料に当るのが、「税収(国税)」です。


2004年度は41兆7,470億円の税収が集まる見込みでした。

つまり、★日本家の収入は、年間417万円。



税金にはたくさん種類がありますが、大別して国に納める税金を「国税」、
都道府県や市町村に納める税金を「地方税」といいます。


(参考)
【いろいろな国税と税収見込み】

所得税    138万円(13兆7,780億円)・・・個人の儲けに課せられる税金
法人税     94万円( 9兆4,070億円)・・・会社の儲けに課せられる税金
消費税     96万円( 9兆5,630億円)・・・物を購入した時等に課せられる税金
揮発油税    21万円( 2兆1,290億円)
酒税      16万円( 1兆5,880億円)
相続税     11万円( 1兆1,000億円)
その他     41万円( 4兆1,820億円)
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合計     417万円(41兆7,470億円)




◆「しかも日本家の収入は減り続けている!!」


日本家の2002年度の予算は46兆8,160億円でした。
2年間で、5兆0,690億円の減少。

★給料にすると、2年間で約50万円以上、下がったことになります。


これは、赤字で税金を払わない会社が増えているからです。

また、少子高齢化や、フリーターの増加により、
勤労者が減少していることも、原因として挙げられます。




◆「日本家の年間支出は?」


★そして、日本家の支出はと言うと、年間で821万円。
つまり、404万円も足りない状態です。

税収だけで出費を賄うのに足りない分は、お金を借りるほかありません。
家計が赤字になって、銀行などから
ローンを借り入れるのと同じようなものです。

国は、一昨年4月から昨年3月までの1年間(2004年度)に、
合計82兆1,109億円を使う計画を立てました。


ちなみに1兆円という金額は、毎日100万円ずつ使っても
2800年間も使い続けることができる額です。

国はその82倍ものお金を1年間で使い切ることになります。




◆「借金は、年間366万円。」


そして税収だけで足りない部分を国債で補っています。
★これは、年間36兆5,900億円。

さらに、借金をしても足りない部分は、
日本銀行や中央競馬会などの儲けの一部を国に納めてもらう
「納付金」というお金です。

これが3兆7,739億円。いわばアルバイト収入です。


現在、日本の借金は合計約483兆円。
★家計にすると4,830万円もの借金が残っています。

このままで日本家はだいじょうぶでしょうか?





このように、家計を見てみると、
いかにひどい状態なのかがわかると思います。

キャッシュフローで見ると、トントンになっていますが、
実は、借金をしているため、
なんとか、キャッシュのインとアウトが
同じに保てているだけなのです。



では、こんな日本家が回復する展開としては
どのようなことが考えられるでしょうか?



【解決策その1 収入を増やす】

 まずはキャッシュフローを改善するために、毎期の収入と支出のバランスを
 取らなければなりません。
 そのためには方法は2つ。

 ひとつはインを増やすこと。そしてもうひとつがアウトを減らすことです。

 インを増やすということは、税収を増やすということです。

 すでに定率減税の廃止により、所得税増税は決定です。

 法人税は税率を上げても、赤字の企業は結局税金を払わなくてよいわけです。

 そうなると、次に国が狙ってくるのは、
 消費税であることは間違いないでしょう。

 商品に消費税を含めた金額で表示する「総額表示」になったことも
 消費税率アップの伏線であると思っています。



【解決策その2 支出を減らす】 

 支出のなかで大きなウエイトを占めているのが「社会保障費」です。
 この中には、「医療費」も含まれます。

 家計に換算すると、約198万円もの支出になります。

 保険の自己負担割合はさらに大きくなっていくことが予想されるわけです。

 ★よって、保険に依存しない歯科医院経営の確立が必要となってくるのです。



【解決策その3 ウルトラCを使う】

 すべての財産に対して10%の財産税を課税する。

 例えば、銀行などに預けてあるお金が1000万円であれば、引き出す時には、
 900万円になってしまう。

 逆に言うと、1000万円の借金があれば、
 900万円に棒引きになるというわけです。

 もし、このような無茶苦茶なことが起こるならば、
 そのタイミングは、新札発行時ではないかと言われていました。

 新札発行の直前には、このような「財産税」「預金封鎖」「デノミ」
 などの書籍が本屋に平積みされていましたが、
 結局、何も起こりませんでした。(もちろん起こっては困ります!)

 まずありえないことだと思いますが、少しの対策は必要かもしれませんね。



 国債を購入したり、資産保全を考えるうえでも、
 このような日本の財政状態を把握しておくことはとても大切なことです。

 ★財政状態を常にチェックし、「自分の資産は自分で守る」ことを
 自覚しておいてくださいね。




  (※今回のメルマガは2004年度予算を参考に作成しました。)



------【最近感動した言葉】----------------------------------------------

「満足の基準は、少なくとも、誰かに勝ったときではありません。
 自分が定めたものを達成したときに、出てくるものです。」

 イチロー、2004年10月、大リーグ安打記録を達成したときの言葉。


------【歯科医院経営にお奨めの書籍】------------------------------------


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------【野間歯科クリニック経営奮闘記】----------------------------------

このコーナーでは、お客様からの疑問、よくある質問などを
物語風に連載していきます。

毎回、「お題」が与えられますので、先生もよく考えてみてください。

(なお、この物語はフィクションです。
  登場人物等は実在しませんのでご了承ください。)


それでは、第5話の始まりです。




★★ 第5話 「携帯代は全額経費にできるか?」★★


野間 「最近、携帯代増えてきたなー。」


野間はお昼休みによく携帯で友人の先生と話をしていた。
最近は、携帯を以前に比べてよく使うようになってきたので、
だんだんと経費が増えていた。


しかし、携帯代が増えているのはそれだけではなかった。

最近、実家に連絡をすることが多くなり、それに携帯を使っていたのだ。

野間は、このような私的な電話も全額経費に入れることができるのか
不安になりはじめ、金山に相談をした。


野間 「金山先生、最近携帯代が増えてきているのですが。
     実は・・・・・。」


野間は金山に、携帯を私用でも使っていることを正直に話した。


金山 「こういったケースはよくあることです。
     事業用と私用のふたつの携帯を持てばベストですが、
     基本料金も余分にかかります。
     ですので、共用で使っていることは少なくないですよ。
     では、この場合、いくらを経費に入れることができるのでしょうか?」




★★「お題」★★

さて、この金山の問いに先生ならどう答えます??

「携帯を私用と事業用に使っていた場合、経費に入れることができる金額は?」


  次回につづく


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 ★★「野間歯科クリニック経営奮闘記」のネタ募集★★

  先生が日ごろから疑問に思っていることを教えてください。
  おもしろいネタは「野間歯科クリニック経営奮闘記」のストーリーで
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  採用された先生にはメールでお知らせいたします。

  いただいたメールすべてを採用することはできませんが、
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 編集後記

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ホリエモン、負けてしまいましたね。
彼にとっては「想定の範囲内」だったのかもしれませんが。

彼のやり方にはあまり感心しませんが、
若い人に選挙の関心を持たせたという意味で
彼の出馬は非常に意味のあったものだと思いました。


選挙の日は、為替が大きく変動しました。
大きな円高に動いたのです。

円高に動いたということは、日本に対する期待値が高まったということです。
株価も全面高に動きました。


私は、資産の一部を外貨や株式で運用しています。
そのため、この衆院選はひとつのポイントだと思っていました。

私にとっても、この円高や株高は「想定の範囲内」でした(笑)。

先生も、日本の経済状態を把握し、適切な資産保全を目指してください。


( 山下剛史 )
 
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